権力と権威の狭間

今朝の通勤電車の乗客数も年末と比べてわずかに減少している程度だった。どうして今回はブレーキが効かないのかと思いを巡らせていた時、本郷和人氏の著作「歴史のIF(もしも)」の源頼朝に関する部分にあった「権力」と「権威」の違いが思い浮かんだ。。 「権…

すべてが科学・事実・真実に基づいて

AFPがアメリカ合衆国科学技術政策局の局長にMITのエリック・ランダー博士を指名したと伝えた。バイデン大統領の科学顧問にも就任するとのことだ。ネットを見ていて、面影のあるランダ―博士に目が留まり、このことを知った。 米国NIHの所長はフランシス・コリ…

コロナ感染から1年;未来に向けた科学的なウイルス対策を!

日本のコロナ対策を批判しても生産的でないという声があるが、批判は科学的側面を持ち、非難とは異なる。今のままではコロナ感染患者だけでなく、助けられるはずの多くの他疾患の患者の命も失われてしまう。現在の惨状を改善するために、人の動きを止めるこ…

小出し、場当たりの後手後手策; 大胆にゼロコロナの戦略を!

1月8日から1都3府県に緊急事態宣言が出ている。これから1週間足らずで、関西3府県に緊急事態宣言を発出するという。そして、愛知、岐阜、栃木、福岡の4県もも緊急事態宣言を求めるという。これを、小出し対策、場当たり策、後手後手と言わずして、何と言う…

このコロナ感染症には専門家などいない!深い洞察力のある科学者が必要だ!

コロナ感染症が驚くべき広がりを見せている。ある分科会の専門家が「異常な増え方だ」と説明しているが、そんなことは素人でもわかることだ。 なぜ急速に拡散しているのかを洞察しない限り、この異常事態は継続し、さらに指数関数的に拡大し、欧米と同じ経緯…

命の選別

ChicagoMedの続きとコロナ感染下の命の選別について話をしたい。 ドラマでは、大雪によって起こった多重交通事故の場面から始まる。シカゴ市内のインターチェンジ、特に、高速道路から湖岸ドライブに移行する部分では傾斜のきつい急なカーブがあるので、極寒…

ChicagoMed

いつも悲観的観測をしている私でさえ、東京の2400人超、全国の約7500人には驚いた。1週間前の大晦日と比較して、1.5倍を大きく上回る。1週間後の数字を考えると恐ろしい。こんな限定的な緊急事態宣言で収まるような気がしない。日本国内で変異したウイルスが…

感染経路不明の多くが飲食店????

緊急事態宣言がふたたび発出される。集中的に飲食店に自粛が求められるようだ。その理由としてあげられているのが、「感染経路不明者の多くが飲食店で起こっているから」だそうだ。どう考えても、日本語としておかしい。飲食店で感染したことが明らかならば…

イギリス、コロナワクチン接種の間隔をあけて、早くより多くの人に1回でも?!

イギリスでは、ファイザーとアストラゼネカのワクチンが承認され、数週間間隔で2回接種するようになっていた。しかし、イギリス政府は、この間隔を最大3か月に広げることにしたようだ。 専門家会議が、とりあえず、1回のワクチン注射をより広く行き渡るよ…

政策転換すれば、冬のあとに春は来るはずだ!

新年あけましておめでとうございます。 と言いたいところだが、とても新年を祝う気分にはなれない。 昨日は、東京・全国共に最多感染者を記録した。しかも、増え方が尋常ではない。理由として、帰郷前に民間クリニックでPCR検査を受けて感染が確認された人が…

価値観が変わった2020年;勝負は完敗に近い、東京は年末に1300人越え

コロナに始まり、コロナに終わった2020年だった。今日の東京の感染者数は1300人を超え、過去最多となった。最近の傾向から考えでも、予想を上回る衝撃的な数字である。大至急、大規模なウイルスゲノム解析が必要ではないのか? 初めてコロナウイルス感染症が…

コロナRNAワクチンの安全性と効果

COVID-19に対するワクチンの安全性と効果に関する論文がNew England Journal of Medicine誌に掲載されている。「Safety and Efficacy of the BNT162b2 mRNA Covid-19 Vaccine」というタイトルの論文には、16歳以上の4万人以上に対するコロナワクチン臨床試験…

米国のようにならないように!

シカゴ市では依然として厳しい行動制限が課せられている。たとえば、日本のシカゴ領事館から送られてきたメールには下記のように書かれている。 〇「自宅待機勧告」(Stay-at-Home Advisory)の内容 ・仕事や通学、または医療を受けるため、食料品店や薬局に…

すでにイギリス型ウイルス上陸!科学なきウイルス対策

旭川市で、新型コロナのクラスターが起こった病院の職員や家族が、医療機関で診療拒否されるケースが複数あったと報道されていた。吉田病院や障害者施設などの関係者が医療機関で「クラスター関係の方は受診できない」などと断られたそうだ。市保健所は市医…

医療緊急事態宣言に無反応な官邸?

昨日、医療関係9団体が一堂に会して「医療緊急事態宣言」を発した。単にコロナ感染症対策ではなく、国内の医療供給体制が逼迫している状況を憂慮した宣言である。メディアではコロナ感染症患者用のベッドが逼迫していることを伝えているが、年末年始を控え、…

コロナワクチンの価格暴露?

昨日の時事通信に、ベルギーの閣外相が秘密のはずのコロナワクチンワクチンの購入価格をツイッターに公開してしまったとの記事があった。欧州連合(EU)欧州委員会が製薬企業と契約した価格は守秘義務があったのだが、うっかりと公開したようだ。 契約価格は…

科学なきウイルス対策;ウイルス遺伝子を解析して即時公表するシステムを!

今週は、コロナ感染確定者が1日700人を超えると推測していたが、800人以上にジャンプアップした。今日も664人と高い。季節的な要因(寒冷と乾燥)だからと解釈できなくもないが、この数字の増え方は尋常ではない。もし、慣例が主要因なら、最大の寒気を迎え…

朝令暮改の覚悟なき政治

11日にインターネット番組で、緊張感なく「ガースーです」とにやけ顔で挨拶してから、わずか3日間で、急転直下「年末年始の全面的なGoTo停止」となった。テレビでは、旅行業者がアタフタとして、対応に追われていた。お気の毒で、心が痛む光景だ。 それにし…

二人の菅総理が日本を滅ぼす?!

2011年3月11日に起こった東日本大震災。その後の菅総理の非科学的・直情型行動が、悲劇を惨劇に変えてしまった。復興予算という途方もない予算の一部が闇に消え、一部の悪人を潤すお金になってしまった。被災者・被災現場に目を向けない、耳を貸さない人たち…

水虫薬に睡眠導入剤が混入?!処方された患者の37%が健康被害

水虫薬に睡眠導入剤が混入していたという報道を目にした。読売新聞によると「患者364人を特定」、そのうち、「11日午前0時現在、133人が健康被害を訴え、入院したか救急搬送された患者は34人(退院者を含む)に上る。車を運転中に意識を失うなど…

75歳後期高齢者の医療費負担;先の見えない日本

2025年、戦後の日本を支えてきた団塊の世代が後期高齢者となる。その75歳以上の高齢者の医療費自己負担が10%から20%に引き上げされる。収入によって線引きがされるそうだが、自民党と公明党間で収入額を巡って調整がつかない。この施策は有権者の不評を買い…

無症状感染者は他者に移さないのか?;ピンボケ対策

東京で重症者が増えているから、65歳以上や基礎疾患のある人のGoToトラベルの自粛要請をする。こんな非科学的な対応で恥ずかしくないのかと思う。与党議員が本当にこれでいいと考えているなら、この国はお終いだ。私のような65歳以上の持病持ちは、通勤時間…

東京の高齢者自粛で感染拡大は抑えられるのか?

この国のコロナ感染症対策には科学がない。PCR検査を拡大しない。冷房と暖房を同時にかける。 そして、摩訶不思議なのは、東京の高齢者・基礎疾患のある方だけのGoToトラベル自粛である。テレビで「停止をすると事業者が混乱する」という説明をしてい…

「滅私奉公」から「滅公奉私」への時代を生きるための「面従腹背」

かつて、文部科学省の官僚はが、座右の銘が「面従腹背」だと言ったことにびっくりした。教育行政のトップが、こんな4文字熟語を誇りにするのは、どの角度から見ても非常識だ。しかし、昨今の政治を見ていると、国のためよりも自分のためを優先する政治が横行…

いい病院はどんな病院?

先週、石川県白山市で講演会を行い、その後、白山市長とお話をする機会があった。コロナの中で1200人の会場に400人を容れる状況だったが、応募数は650あったと聞いた。私の話を聞きたいと思っていただける方がたくさんいたことに感謝している。そして、その…

医療界 VS 官邸

コロナ感染症の急激な拡大に対して、医療界から一斉に「Go To キャンペーン」に対する非難があがり、政府は一変して感染拡大地域での一時中止の方針を打ち出した。「感染防御」と「経済活性化」という二兎を追うのはやはり難しい。下手をすると兎を二匹とも…

マスク会食?

神奈川県が最高のコロナ感染確認者226人となったことを受けて神奈川県知事がテレビで対策を語っていた。その一つがマスク会食だ。なぜ、ウエブでなく、直接会って食事をするのか?ウエブで顔を合わせるよりも、直接顔を合わせる方が、コミュニケーションが深…

対症療法と根治療法(Withコロナとゼロコロナ)

日本のコロナ感染症対策はモグラ叩きの様相を呈してきた。「Withコロナ」を掲げて、経済活性化と感染抑制と相反するものを追いかけようとしたが、「二兎を追う者は一兎をも得ず」のリスクが高まってきた。モグラを根絶する「ゼロコロナ対策」を標榜して、感…

ファイザーのコロナワクチン管理は何が難しいのか?

コロナ感染者数は、あっという間に世界中で5000万人を超え、米国単独でも1000万人を超えてしまった。死者の数は、130万人に迫っている。総感染者数が100万人を超えた国は、米国、インド(860万人)、ブラジル(570万人)、フランス、ロシア、スペイン、アル…

米国の混迷;嘘・ごまかしはたくさんだ!

米国の大統領選挙の結末は見えない。投票結果はあと数日以内に出るだろうが、トランプ氏が結果を認めない限り、訴訟沙汰が続くだろう。 4年前の米国大統領選挙の投開票の当日、私はメキシコシティーにいた。元駐日メキシコ大使夫妻と夕食を共にしていた。大…