花が咲きそうにない日本―33;解散されるので内閣不信任案は提出できない?覚悟も、自尊心もない野党

立憲民主党の枝野代表が「コロナ流行下で解散されると大変なので、内閣不信任案は提出できない」と発言したようだ。「医療崩壊が起こるのでPCR検査を増やせない」との本末転倒から、この国のコロナ対策が道を間違えた。それと同類の本末転倒である。不信任案を出さないことは、現在の対策を是とすること、容認することと同じだ。 

現在のコロナ対策が間違い続きだと主張している、そして、このままでは大変だと考えるなら、政治生命をかけて、自分たちに任せてくださいと対案を出して勝負できないものなのか。批判だけでなく、立憲民主党なら、コロナを終息させるために、どうするのか言えないものなのか、と期待をするのが間違っているのかもしれない。対案も出さないで、批判だけしているから、支持率は誤差範囲で低く推移しているのが理解できていない。

私なら、徹底した「検査と隔離」をして、ロックダウンし、その間に十分な給付金を出す。もちろん、国の借金は増え、ハイパーインフレのリスクはある。それでも、命が救えない現状は間違っているのだ。一般の医療ができなくなっているのも問題だし、自粛によるフレイル進行による要介護者の増加は、ボディブローのように近い将来の日本に大きなダメージを引き起こす。 

解散するかどうかは内閣総理大臣の権限であり、野党として「内閣が信任に値するかどうかの疑義を呈する」こととは別次元の話だ。今の政策が間違っているという意思表示をする覚悟さえできない野党など存在意義がない。野党が不信任案を提出し、それをこのコロナ感染拡大の中で解散で切り返すならば、「国民の安心と安全」を謳う言葉がウソになるはずだ。不信任案を否決するしか、手はないのだ。与党の脅しに恐れをなして、自分たちの主張もできない、情けない話だ。

このまま、ズルズルと今のような対策を続けるならば、日本は大変なことになる。本気でこのような危機意識を持っているならば、国民の気持ちを代弁して内閣不信任案を出すべきではないのか?もし、これに対して総理の権限で解散すれば、自民党は大敗北すると思うのだが、なんとも言い難い腰の据わらない野党の態度である。日本の将来のために、「肉を切らせても骨を断つ」覚悟がなくて、日本を守ることができるのか?まずは、野党も、選挙のためではなく、日本のために覚悟のできる代表に代えるべきだ。

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