インドの2重変異株・3重変異型;世界で1日100万人超えも近い?

インドでのコロナ感染拡大が止まらない。1日の新規感染陽性者数が35万人レベルとなり、世界全体では1日感染者数が90万人弱となった。

今年の1月初めに世界全体で84万人近かった新規感染確認者数が、2月終わりから3月初めにかけて40万人前後に減った。それがあっという間に、1日90万人弱まで急拡大している。このペースが続けば、あと2週間前後で世界では毎日100万人の感染者という事態になる。この急激な増加の最大の要因がインドにおける急増である。

インドの新規感染者は1か月前の3月23日は5万人弱であったが、4月23日には35万人弱と7倍となっている。そのインドでの感染罰初の原因と言われているのが、変異ウイルスだ。さらに、追加のゲノム変異をもつ新ウイルス変異種がベンガル地方で見つかっており、3重変異株と呼ばれている。この新種は現在のワクチンが効かないのではと言われている。

感染者が多くなればなるほど、免疫からすり抜ける新しいウイルスが生まれる可能性は高まる。抗がん剤治療中に、治療薬が効かなくなるがん細胞が生ずるのと同じで、敵は姿を変えて生き残ろうとする。今のようにモグラの姿が見えてから叩いていては手遅れになるのは必然だ。緊急事態宣言の対策も思い付きで科学的な理由が見えない。このウイルスはパーフォーマンスで力を振り回しているだけでは勝てない。国民の命と健康を守るには、あまりにも科学的リテラシーが低すぎる。

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