6・7日は通勤時間帯の電車を減らす??世間知らずのコロナ対策

ゴールデンウイーク明けの6・7日にJR東は通勤時間帯の電車を8割に減らすと言う。通勤客数が変わらないと、電車の混雑は1.25倍になる。変異株は3密でなくとも、1密でも、2密でも感染するリスクがあるとニュースで報道されているのに、混雑をひどくする可能性のある対策とは、支離滅裂だ。 

エッセンシャルワーカーでなくとも、会社に行かなければ生活していけない人たちはたくさんいる。そのような状況で、通勤電車の本数を減らすとは何事だ!6・7日に通勤時間帯の電車を利用している人たちは生活のために電車を利用しているのだ。電車の本数を減らすと通勤客が減ると考えているなら、まったく生活感のない発想である。私も6・7日いろいろな理由で通勤電車を利用する予定だ。不要不急かどうかは、その人の置かれた立場で異なる。

緊急事態宣言を繰り返せば、やるべきことが段々とずれ込んでしまう。国の予算年度は4月に始まり、3月に終わり、予算もこの12ヶ月で組まれている。昨年度は12ヶ月のうち、4ヶ月緊急事態宣言下にあった。

若者のアンケートがニュースで流されていたが、危機感が全く見られない。政府や都は希望的願望で施策を打ち、人出が減らないとその怒りを国民にぶちまけている。人流を減らすと言いつつ、3か月後に人流の増えるオリンピックを開催すると言う。先の見通しがないままに、ハンマーで殴られ、ダンスを踊らされることに多くの国民は怒っている。昨年の3月、「花見は来年もできる」と自粛を求めたが、今年も花見に自粛を要請した。現在の状況では来年の花見を楽しむことができるかどうかも不透明だ。数値目標を示さない。感染が減らなかった場合にどうするのかと聞いた質問に、「宣言が始まったばかりだ」と声を荒げる。多くの飲食店は危機的な経済環境に置かれている。中途半端な施策でこの難局を乗り切れると思っている(期待している)のは政府だけだ。

感染者を見つけて隔離し、ウイルス感染の広がりを抑えない限り、そして、速やかにワクチン接種を行わない限り、ウイルスは変異し、ウイルスとの戦争は終わらない。ウイルス対策の基本的な、そして、科学的な施策が求められる。