世界コロナ患者60万人、東京は63人、国立がん研究センター中央病院でも

英国ではチャールズ皇太子の感染に続いて、ジョンソン首相もコロナウイルスに感染した。世界におけるコロナ感染症患者数は、50万に達してからわずか2日後に60万人を超えた(worldometer)。月末には、80万人前後に達するだろう。とにかく、欧米各国の感染爆発が恐ろしいのだ。

欧米の感染が広がっている国の前日の患者増加数は

1日あたりの増加数 

合計

米国

18,294

103,729

イタリア

5,909

86,489

スペイン

7,933

65,719

ドイツ

6,933

50,871

フランス

3,809

32,964

英国

2,885

14,543

スイス

1,117

12,928

オランダ

1,172

8,603

オーストリア

788

7,697

ベルギー

1,049

7,284

10か国合計

49,889

390,827

 

と10か国だけで約5万人増となっている。明らかに日本の状況だけが、他国とは異なっている。

そんな中、共同通信のニュースに、米紙ニューヨーク・タイムズ電子版(26日)の記事が紹介されていた。日本のコロナウイルス感染状況について「厳しい外出制限をしていないのに、イタリアやニューヨークのようなひどい状況を回避している」ことに、世界中の疫学者が「当惑している」と伝えた。医療崩壊を回避するために、意図的に検査を制限しているのではとの見方を紹介していた。私も感染が少ないのではなく、検査が少ないのではないかと思っている。米の専門家が、日本のやり方は「ばくち」であり、事態が水面下で悪化して手遅れになるまで気付かないのではと警鐘を鳴らした。

最近では、「危機を煽りすぎるな!」、「感染が広がっているという証拠はどこにもないではないか」という批判の声がある。不安を抑えることと、事実を捻じ曲げることは別だ。危機管理の大原則は最悪を想定した対策だ。特に、命に関わる感染症なのだから。イタリアの致死率は10%である。そして、潜在的な感染が広がっている証拠がないと言うが、科学的にはその主張も間違っている。感染経路が不明である感染者の割合が増えてきている事実こそ、見えない敵が静かに広がっていることを物語っている。いずれにせよ、PCR検査数が欧米に比べて桁違いに少ないので、本当に抑え込んでいるのかどうかは、時間が教えてくれるのを待つしかないだろう。

 

今日は、国立がん研究センター中央病院でも感染者が見つかった。東京では3日連続40人台だったが、60人以上と増えた。永寿総合病院での院内感染も広がっているようだ。

 

繰り返してこのブログで述べているが、感染している可能性のある人が、不用意に医療機関を受診しないことは、感染拡大を防ぐためにも、医療を守るためにも急務だ。

https://launch.sensely.com/?type=jacovid19

是非、この人工知能アバターを拡散して欲しい。

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