メキシコから戻れず:台風19号

昨日の正午ごろまで、メキシコから東京に戻るフライトは出発予定となっていたが、午後3時過ぎに突然キャンセルの連絡が届いた。台風の動きが早くなったためと思われるが、完全に読み間違いだ。札幌着でもいいので、日本に向かって欲しかった。明日のフライトもキャンセルになりそうだし、ANAに電話してもつながらず、いつ日本に戻れるかわからない。これだけ出張していても、かなり前にシカゴで足止めになったことが一度しかなかったが、とうとう悪運が尽きたようだ。学会のオーガナイザーに依頼してプエブラ(メキシコシティから車で3時間くらいの昔の風情を残す町)でもう一泊することにした。ホテルに戻ると昨夜と同じ部屋だった。

と書いている間にANAとようやく連絡がとれたが、最も早くても14日発シカゴ経由で15日夜8時すぎに羽田に着く便だという。全行程で24時間以上かかる。それはあんまりだろう。天災だから仕方がないと思うが、これまでどれだけANAに貢献したのかと考えると、JALに乗り換えようという気持ちになってくる。シカゴで問題があった時は、航空会社がホテルを手配してくれたが、台風の場合には何の保証もない。知り合いがいるからいいが、いなければホテルの手配だけでも大変だ。ホテルは確保できたが、気が重い。 

メキシコに滞在中に、メキシコの教育テレビを含め、3回もテレビ局のインタビューを受けた。何の前触れもなく、突然のことで戸惑うばかりだ。日本とは文化は異なるのはわかっているが、あまりにも違いすぎる。届いていた学会のプログラムには、学会の初めに私も挨拶をすると表示されていたので、必死でコメントを考えていたが、会長の挨拶の直後に唐突にプログラムが始まった。開始の時間が20分以上遅れていたとはいえ、力が抜けてしまった。また、―昨夜は、ウエルカムパーティーの最中に、会長が寄ってきて、今から夕食会があると言われた。すでに午後8時であり、9時から始まると言う。時差もあり、疲労困憊だったので、さすがにこれは断った。

メキシコシティは渋滞が尋常ではなく、移動の度に時間単位を要する。ここからメキシコ空港は余裕を見て5時間は確保しておくようにと言われ、それだけでもどっと疲れがたまってくる。いろいろ調べたが、日本に戻るのは容易ではない。13日午前2時メキシコ発、14日午前6時成田着の便があったがエコノミークラスだけだ。14時間以上も座っていると血栓が出来そうで心配だが、これ以外の選択肢はないようだ。心も体も疲労感満載だ。

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