早とちりの大失敗;「魚釣島」と「釣魚島」

―昨日、時事通信のニュースを見て、日本名の魚釣島を、中国名(釣魚島)と早とちりし、下記の批判を書いてしまった。正直なところ、日本名で魚釣島があると思わなかった。「魚」と「釣」とあると反射的に中国名と思い込んで、毒づいてしまったのだ。ブログに投稿直後、ある方から指摘され、ブログ記事をすぐに削除した。お酒も入り、眠くて、意識レベルがかなり下がっていたので、本来はお詫びと訂正を明記すべきだったが、頭が働かず、とにかく削除することにした。昨日はいろいろと時間を取られ、このブログを書く時間的な余裕がなかった。こんな早とちりに不安があるので、ツイッターはしないことにしているのだが、思わずやってしまった。記事を書かれた記者の方、時事通信社、1時間弱公開していた間に記事を読まれた方、申し訳ありませんでした。

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時事通信のニュースで「沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で15日、中国海警局の「海警」3隻が日本の領海に侵入した。(中略)午前10時15~25分ごろ、魚釣島北北西の領海に侵入した」とあった。

「魚釣島北北西の領海に侵入」??????

いつから、日本で「魚釣島」と呼ぶようになったのだ。

いったい、どこの国の人間だ!

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言い訳にしかならないが、「魚釣島」(日本名)と「釣魚島」(中国名)とは、複雑だ。しかし、私が馬鹿だった。「尖閣列島」=中国での呼び名「釣魚島」としか頭になかった。自分の知識が欠けていたと反省だ。日中関係が少し雪解けかと思っていたら、中国の潜水艦が接続水域に侵入したとあったので、過敏に反応してしまった。

それにしても、日中・日韓の関係はあまりにも脆く、危険な状態になっている。中国はこんな国だと思って納得するしかないが、日本国内で湧き上がる嫌韓感情は如何ともしがたいものがある。そして、悲しくもある。朝日新聞が慰安婦に関わる記事の捏造を認めてから、「慰安婦」問題には、うんざりであるとの気持ちが強くなってきているように思う。私のように高齢者と分類されるようになった世代でも直接関与しているわけでもなく、今の30歳くらいから下の世代にとっては、祖父・曽祖父の時代の出来事だ。特に若い世代にとっては、2-3世代前のことに対する繰り返しの謝罪請求には、反感が多くても当然だと思う。私は、この問題が蒸し返される度に、「慰安婦」という環境に置かれた女性たちに申し訳けない気持ちから、日本は謝罪と補償をすべきであると考えていた。そして、「最終的かつ不可逆的に解決した」と聞いたときには安堵したものだ。

しかし、今回の韓国政権の立場は、こんな私でも限界を超えるものがある。日本人の大半が戦争を知らない世代となった今、今回の蒸し返しには、さすがに「もう、いいや」という雰囲気が漂って当然だ。読売新聞の世論調査では、83%の人が、「韓国政府からの追加要求には応じないとする日本政府の方針を支持する」と答えたそうだ。さもありなんだ。韓ブームで両国間の関係が良くなったにもかかわらず、このようになってしまったのは残念だ。

私の周辺の韓国人の人たちは、礼儀正しく、勤勉で、誠実な人たちばかりで、日本大好きであるので、どうしてこのような状況になるのか不思議でならない。もう一度韓ブームのような日韓関係に戻る日を願って、彼らとの接点を広げていくしかない。これからも、韓国の人たちや韓国の企業と一緒に、がん患者さんのために共同研究・共同事業をやっていきたい。地道にお互いを理解していくしか、道は開けない。

そして、遺伝学的には日韓は非常に近いのだ。