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真珠湾攻撃から75年+意味不明の禁煙関連記事

雑事

真珠湾攻撃から75年を迎え、私は、また一つ、齢を重ねる。安倍総理とオバマ大統領が、月末に真珠湾を訪れるとのニュースは衝撃的だった。オバマ大統領の広島訪問の返礼として、安倍総理がハワイを訪問するとの噂はあったが、トランプ氏と会談したことで、もはや、真珠湾訪問はないと考えていたので、意外だった。賛否両論あるようだが、「長い戦後」に区切りをつける意味では、その意義は大きいと思う。私は、物心ついた時から、誕生日を迎えるたびに「真珠湾攻撃の日」「太平洋戦争」を強く意識してきた。米国側からの視点、日本側からの視点、この攻撃に対してはいろいろな考え・想いがあるだろうが、この戦争に関わった人が非常に少なくなってきた今、過去に一区切りをつけて欲しいと願っている。歴史から学び、悲惨な戦争を繰り返さない術を身につける必要はあるが、今の若い人たちに、悲惨な出来事の罪を背負わせるべきではないと思う。この日の誕生日ゆえ、太平洋戦争について考える機会・時間が他の人よりは多かったので、若い人たちには未来志向で、日米間に強い絆を構築していって欲しい。もちろん、アジア諸国を含め、世界中の国と絆を深めて欲しいと願っている。

と、重い話題になったので、軽い話題に移したい。産経新聞に「兵庫県西宮市の兵庫医科大病院で、敷地内や周辺は全面禁煙と決められているのに、30代の男性医師が禁止区域の病院前の公道で喫煙していたことが6日、病院への取材で分かった。病院は医師の処分を検討している。厚生労働省近畿厚生局兵庫事務所や病院によると、病院には禁煙外来があり、敷地内の全面禁煙を条件に禁煙治療の診療報酬が支払われている。病院は6日、同事務所や保健所など関係機関に報告。条件に違反すると報酬返還となる可能性があるため、同事務所と協議する」とあった。

まことに不可解な記事だ。大学病院は敷地内での禁煙規定策定と、職員や訪問者に対してそれに倣うようにする事は可能だ。しかし、記事には「禁止区域の病院の公道で喫煙していた」とある。禁止区域が「病院だけ」なのか、「公道」にも及ぶのかは不明だ。意識的に曖昧にしているのかとさえ思ってしまう。しかし、常識的には、病院の権限が、病院の前の「公道」に及ぶはずがない。西宮市が条例で禁煙区域として定めていれば、それに違反するだろうが、それでも大学の禁煙規定とは無関係だ。敷地外で、喫煙していたことに対して、大学が文句を言う筋合いではない。職員であれ、一般の人であれ、公道でタバコを吸うことに対して、病院にはそれを禁止する権限などあるはずがない。職員が敷地外でたばこを吸おうが、それ自体は本人の自由意志である。勤務を終わって、敷地の外に一歩でも出れば、吸って悪いはずがない。

勤務時間内に敷地外でサボっているなら、勤務規定違反になるかもしれないが、休憩時間なら、何が問題なのかさっぱりわからない。これを「禁煙外来」とは関係づけるには無理がある。大学内の敷地内禁煙規定が、公道での禁煙規定として拡大解釈できるとは思えないのだ。どのような根拠で、どのように医師の処分を検討しているのか、興味深い。禁煙治療に対する診療報酬を巡って、大学側が神経質になっているのだろうが、何がどのように問題なのか、全く判然としない記事だ。

正直、この医師には同情を禁じえない。私は禁煙推進派だが、この医師は気を遣って、外で吸っているのだから、ちょっとくらいの息抜きくらいいいのではないかと思う。本当に世知辛い世の中になったものだ。こんなことで厚生労働省が協議するのも、税金の無駄だと思うのだが。

まあ、こんなことでブログを書く私も、これを読む読者も時間の無駄かも???

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