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台風は逃れたが・・・・・

雑事

空港に向かう車中で「今、シカゴオヘア空港のラウンジにいる。台風10号がどうなるか、ハラハラと気を揉んでいたが、日本列島を大きく迂回する形となり、私の旅程への影響はほとんどなさそうだ。ただし、東北地方や北海道に上陸する可能性が高く、被害がでないことを願っている。」と書きかけていたが、シカゴの自宅に戻ってきた。空港へ向かう道で、空港方向に激しく稲光が走り、突然、携帯電話の雷警報が鳴りだしたので、不吉な予感がした。

 

案の定、悪天候のため、シカゴ空港に到着する予定の飛行機が着陸できず、ミルウォーキー(ウイスコン州)に向かったと空港カウンターで知らされた。飛行機がシカゴに戻り、出発する予定時間は午後8時過ぎと言われたが、多くの飛行機が待機しているので、もっともっと遅くなるに違いないと思って、明日の便に変更した。台風の影響を考慮して、代わりの便を探しておいたのが役立った(30分ほど前には出発予定時刻は2130分となっていたが、今調べると、5時間半以上遅れの午後11時出発、日本には午前2時着となっている。2時間遅れを信じて待っていたら、ラウンジで7時間近く待っていることになる。まだ、出発していないので、もっとかかるかもしれないが)。しかし、空港のカウンターの職員のトロトロ、タラタラした対応には少し頭にきた。おまけに家に帰って確かめたら、帰りの便の座席指定まで取り消されていた。20年以上使ってきた会社だが、まじめに仕事しろよ、競争相手に代えるぞと心の中で叫ぶ。

 

そして、今回、頻回に台風の進路予測を眺めていたが、日本からのニュースでは、台風10号が四国から東北地方への広い範囲での上陸の可能性を示唆していた時点で、米国の「Weather Underground」というサイトでは、Lionrockと名付けられた台風10号の進路予測は、日本の予報と比べ、かなり東寄りの予測となっており、コンピューター進路予測では仙台付近を上陸地点と予測していた。現時点では、ほぼその予測通りの進路を取っており、台風の強さの予測も正確だったように思う。

 

台風の進路予測では、日本の方が多くの情報を利用して精度が高いと思っていたが、そうでもないようだ。「京」コンピューターを利用すると精度が上がるはずだったが、どうなっているのか?この情報に基づいて、安倍総理が半日繰り上げてケニアから帰国すると報道されていたが、この半日も貴重な時間だったはずだ。台風で大被害が出た際に、「総理が不在だ」と馬鹿騒ぎするメディアに気を遣ったのかもしれないが、国のトップには種々の責任があるはずだ。日本とアフリカ諸国の関係は21世紀の日本にとって極めて重要であり、機内でも指示は出せるし、代役もたくさんいる。報道にも大局観が必要だが、挙げ足を取ることを是としている報道が国益を損ねている。目先の政争の具と化したような内容のない議論が日常化している。このようなメディアにも、政治家にも、日本の将来にもっと責任を持てよと言わずにいられない。

 

なお、先ほど、チケットの件でANAに問い合わせをしたが、その対応が丁寧だったし、テキパキとしていたので、航空会社はやはり変えないことにした。空港のカウンターは米国文化で、電話の問い合わせ先は日本文化なのだろう。アメリカのサービス業は、絶対に日本のサービス業に勝てないと改めて思った。トランプ氏も是非、日本の「おもてない精神」を学んでほしいものだ。

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