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このタイミングでこの発言するか?民進党代表!

東京都都知事選挙の投開票前日、民進党代表は、次期民進党代表選挙に出馬しないと発表した。もし、私が、鳥越氏を支援している立場なら、「おまえ、このタイミングで言うか!」と言いたくなる。鳥越氏は野党共闘で推薦を受けており、民進党は最大野党であるのだから、選挙前日に応援団長が、「おれは辞めた」と言ったに近い印象が残る。民進党の議員が言っていたが、「一生懸命応援している人たちの気持ちがわかるのか」ようなタイミングだ。都知事選挙敗北の責任を取る形が嫌だったのか、自分の身をとして最後の賭けに出たのか?私の印象では前者のように思えてならない。敗亡濃厚な都知事選の責任を取る形を回避してではないと言っていたようだが、なんとも釈然としない不出馬発言だ。

 

確かに野党推薦候補者の知名度は高かったが、演説を読む限り、その場での思いつきの人気取り発言が多く、ほとんど政策がない。伊豆大島消費税減額など、その最たるものだ。選挙はふたを開けてみないとわからないが、あまりにも準備不足だったように思う。

 

話は変わるが、私は日本の医療に貢献すべく、今年の初めくらいからいろいろと行動を開始したが、物理的距離もあり、なかなか何をしても周りのスピードが私の考えについてこれない。どの分野でも、素早い決断と、迅速な行動が、勝敗の決め手となる。拙速と非難されても、必死で他人よりも、半歩でも、一歩でも先に出ないと競争には勝てない。

 

日本多くの人は、必ずといって、先例はありますかと聞く。先例があれば、「一番にはなれないのに」。一番を目指すことと、二番目以降では、そのプレッシャーもリスクも桁外れに異なるのだ。研究室の人と話をしていても、乳がんでこんなデータがあるので、これを胃がんで調べてみたいといった「銅・鉄実験」(同でやったことを、鉄を使って検証する)の発想から抜けきれない。「銅・鉄・鉛・ニッケル・水銀・アルミ実験」のような研究も少なくない。

 

シカゴ大学で、「これは世界で初めてのオリジナリティーの高い研究なので意見を欲しい」と言って投稿前の論文を持ってきた研究者がいたので、論文を読んで「・・がんでは初めてだが、この種の論文では世界で10番目くらい、このレベルでははオリジナリティーが高いと言わないのだよ」と言ったら、二度と意見を求めに来なくなった。

 

私はユタ大学在籍時から、「世界で一番目に・・・・・をする」世界に育ってきた。「世界で初めて染色体地図を作る」「世界で初めて遺伝性疾患の原因遺伝子の場所を見つける」「世界で初めて原因遺伝子を発見する」・・・などだ。競争の世界は厳しく、2番目はない。このことを若者に伝えようとしても、多くからは辛い思いをして1番になりたくはないという返答が返ってくる。

 

しかし、研究の責任者として、夢を目指す研究者を育てるため、私は必死で走り続けるしかない。トップが、「もういいや」と思ったら、部下は目標を失ってしまう。そうではないのでしょうか?岡田代表!このタイミングで、指揮官が、もう辞めると言いますか?

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