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ノーベル医学生理学賞

医療(一般)

朝起きてネットニュースを見ると、北里大学の大村智先生がノーベル医学生理学賞を受賞したと報道されていた。何かの機会で1-2度お会いしたことがあるように思うが、分野も異なるので記憶も定かではない。しかし、寄生虫治療薬開発による国際的な貢献を考えれば、当然だ。日本の存在感低下を日々感じている中で、日本人の受賞は本当にうれしく思う。

HIVウイルス、ピロリ菌、パピローマウイルスなど、最近の医学生理学賞は医療分野での貢献が評価される傾向にある。メディアでの下馬評に全く上がらなかったにもかかわらず、受賞者の業績を知ると、なるほどと感心させられるところが、ノーベル賞だ。選考委員会の健全性を示している。受賞者は3名までと決まっているので、3人に絞り込むのが難しい場合があり、時々、なぜこの3人がと批判する声も聞くが、納得させるだけの理由も明確だ。それだからこそ、この賞が長年にわたって世界最高の賞と評価されているのだろう。

時として、あっと驚く選考があるが、委員会の見識は非常に高いと思う。あまり知られていないが、ドラッグデリバリーの分野でも、画期的な発見をした研究者が日本にいる。日本人は日本人を誉めないが、海外では高く評価されている。どうも国内と海外の評価にギャップがあるように思えてならない。

しかし、いずれにせよ、日本人の受賞、万歳だ。

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