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時代錯誤の野党徹底抗戦

メディアは「与野党の攻防」とか、「野党徹底抗戦」と面白おかしく書いているが、少数派が気に入らない法案を徹底抗戦するして潰すことが、民主主義の基本理念に沿うのか疑問だ。民主主義での最終決着は、投票によって過半数を制することで成り立っている。暴力団の抗争に劣らないようなドタバタ劇を繰り広げている国会の様子を眺めながら、民主党を始めとする野党に、「民主主義とは何か」を一から学んで欲しいと思う。

 

野党時代の自民党も問責決議や不信任決議案を提出していたので、日本の野党に沁みついた文化かもしれないが、成立するはずもない議案を提案して時間を無駄に費やす暇があったら、国会でも、テレビ番組でもいいから、正々堂々と議論を戦わせばいいのだ。活動資金は税金によって賄われているのだから、有効に時間を利用してほしい。

 

メディアでは、偉そうに「私は反対だ」と言っている人が多いが、衆議院議員選挙で安倍政権がどれだけの信任を得たのか、冷静に考えてほしい。「民意が・・・」と叫んでいるが、民意が自民党に政権を託し、民主党を切り捨てたのだ。社会党など、今回のような反対劇を繰り返しているうちに、消えてしまった。大きな声で叫ぶだけで、それが「民意」になるはずもない。「民意」をバナナのたたき売りのように安っぽく使わないで欲しいものだ。「首相は権力をハイジャックし、クーデターを起こした!」と叫んでいた議員もいたようだが、安倍総理に力を与えたのは、国民だということをご存じないようだ。発想が、根底からおかしくなっている。気に入らなければ、次の選挙でひっくり返せばいいのものを、品位がなさすぎる。

 

それにしても、読売新聞に出ていた「維新大阪系、『不信任』賛成へ…安保法案攻防」の記事にはガッカリだ。政治資金が入手できる分党を円滑に行うためというが、本末転倒だ。国会議員として、一人の人間として誇りがないのだろうか!金のために魂を売るような国会議員がいるから、この国はおかしくなるのだ。橋下市長には「こんなせこいことを言うな。それなら、大阪維新の会から出ていけ」と「帰ってきたヨッパライ」の神様のように喝を入れてほしいものだ(若い人には何のことかわからないだろうが)。選挙で当選するための目先のことばかり考えているような議員に、「天下国家百年の計」など語れるはずがない。「自分の明日の夕食は何にしようか」を考えているような国会議員など不要だ。賛成が現実にならないことを願っている。

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