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米国大学ランキング

雑事

U.S.Newsが米国の大学ランキングを公表した。第1位はプリンストン大学、第2位はハーバード大学、第3位イエール大学と続き、第4位タイにコロンビア大学、シカゴ大学、スタンフォード大学がランクされている。以下、第7位がマサチューセッツ工科大学、8位タイがデユーク大学とペンシルベニア大学、10位がカリフォルニア工科大学であった。評価にはいろいろな要素が含まれ、大学・大学院での教育や先端的研究などの総合評価となっている。上位の大学は日本でもよく知られている大学だ。

全大学の評価に加え、分野別の評価もあり、医学部ランキングでは、第1位がハーバード大学、第2位がスタンフォード大学、第3位がジョンス・ホプキンス大学と続き、残念ながら総合では第4位のシカゴ大学は、医学部では第10位とランクが下がっている。

これらの大学での年間授業料は4-5万ドルであり、受験者の6-7%が入学を許可される。入学したもののうち卒業までたどり着ける率は96-98%と非常に高い。大学での教育は日本よりはるかに厳しいが、受験の時点で面接を含め、しっかりと選別を受けているし、4年間で2千万円を越える授業料を払わねばならないのだから、無事卒業しないと割に合わない。日本のように大学に入学することが最終目的化しているのではなく、大学で、その後の人生に必要なものを身につける教育を受けることが目的だから、大学生の姿勢はかなり異なってくる。

また、世界の大学ランキングも毎年公表されるが、英語教育ができていない日本の大学が世界のトップ10にランクされることは「夢のまた夢」である。世界中の若者にとって魅力的であって、国際的な基準で評価されるためには、英語教育にしっかりと取り組む方向性が不可欠だ。もし、英語に振りまわされたくないと考えるなら、英語圏に有利な世界ランキングなど無視すればいい。どうも求めていることと、現実に行っていることの乖離は大きい。

世界ランキングの上位を目指すならば、英語というキーワードを心に留めなければ上位にランクされることなど絶対にありえない。「儚いあこがれ」を唱えていれば、いつかは叶うという言霊のような世界に生きるのではなく、現実に即した戦略を立てることが必要だが、日本人の考え方も役所のあり方もはそれに適応できていない。

英語で教育と言っても、どの程度の教官が海外でも通用する高いレベルの英語での教育ができるのか疑問だ?入学してくる学生が、英語授業についていくだけの英語能力を持っているとも考えにくい?事務系統に至っては、ほぼ絶望的である。すべての大学に共通に整備できるはずもないのだから、ひとつの大学に絞って、大学内の公用語が英語であるような大学を国内に設置して欲しいと願っている。

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