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浮いた世間に媚を売る、メダカみたいな奴ばかり

雑事

論文の校正をしながら、演歌を聞いていたら、「男の意地はどこにある。浮いた世間に媚を売る、メダカみたいな奴ばかり」という歌詞が耳に止まった。本当にそんな世の中になったとものだ。しかし、世知辛い世の中になり、この歌詞にも女性差別だとの声が飛んできそうだ。

 

政治の世界を眺めていても、言葉尻を捉えたような批判ばかりで、実質的な議論になっていない。「我が軍」「八紘一宇」に噛みついている暇があったら、もっと勉強して、建設的な議論をしてほしいと思う。

 

医療の世界は、内視鏡手術の問題から、聖マリアンナ医科大学の神経精神科の問題に波及し、医療不信が拡大するばかりだ。専門的な知識を有している証として、専門医・認定医制度などがあるはずなのに、その資格認定がこんなに杜撰に行われていては、一般の人は何を信じていいのかわからない。

 

この件に関わらず、専門医制度や認定医制度が適切に運用されているのかどうか、調査する必要がある。この専門医制度は、医学の基礎研究の場でも、思わぬ問題を引き起こしている。かつては「末は博士が、大臣か」と言われるほど、大臣も、博士も権威があった。しかし、大臣もあまり尊敬を集めなくなったし、博士に至っては大量生産でもっと有難味がなくなった。

 

それに輪をかけるように、医師にとっては医学博士よりも専門医・認定医の相対的価値が上がったため、医師の経験を積んでから研究に携わる人が激減している。医師資格のない研究者に問題があるとは全く思っていないが、やはり、患者さんを直接見て、強い研究志望のある医師研究者との連携が必要だと思う。患者さんを通して感じた疑問・問題を解決するという強い意志を持った人たちに感化されて、基礎研究者も必死で頑張れるようになるのだと思う。

 

このブログで何度も触れたが、自分のために研究するのではなく、苦しんでいる人たちのために頑張る、そんな研究者が、もっともっと増えてくれば、患者さんや家族は幸せになれるし、結果的には、きっと日本と言う国の大きな財産になるのだと思う。

 

自分の出世のためにメダカのようにチマチマとしていたり(メダカを好きな人、申し訳ありません)、ヒラメのように自分の上司のご機嫌伺いをして出世しても(ヒラメを好きな人、すみません。実は、私はヒラメが大好物です)、決して部下から尊敬されるリーダーにはなれない。もちろん、私のように、男の意地でいつまでもツッパリを貫き通して、目上の人に盾を突いていては、部下が攻撃対象にされてしまいかねない。私のせいで不快な思いをしたことのある元の部下には謝っておきたい。

 

でも、私は媚を売るメダカには絶対になれない。孤独であっても風に立つライオンでありたい。

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