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失われた道徳心

雑事

木曜日に、初夏に近いような陽気になったと思ったら、突然、竜巻注意報が出た。ニュースではイリノイ州で発生した竜巻の様子が放映されていた。しかし、いつ、どこで突発的に発生するかわからないが要注意というだけでは、注意のしようがない。我が家は32階にあり、南向きに大きな窓があり、南側には建物が全くないので、南から竜巻が来ると直撃だ。もしもに備えて、カーテンでガラスが飛び散るのを防ごうとしたが、これが役立つかどうかも疑問だ。

 

翌日は冬の寒さが戻り、厚手のコートを着て出勤、相変わらず、ギッコンバッタンと温度が変化する。コートも日替わりだ。しかし、今日はきれいに晴れ渡り、温度も15度くらいまで上昇した。道端の花を撮影するため、カメラを手に、歩いて出勤した。いつもの通勤路より南側を通ったが、下記の写真のような自転車が、電車の駅に放置されているのが目に入った。前輪のない自転車、両輪ともなくなった自転車が鎖で自転車止めに繋がれていた。

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鎖で繋いでいても、車輪のない自転車など何の役にも立たない。鎖を外して、片輪だけの自転車など持ち歩きたくない。これは明らかに犯罪だ。しかし、法的な処罰の問題ではなく、他人に迷惑をかけてはならないという道徳教育が重要だと思った。東北大震災時の整然とした日本人の姿を思い浮かべ、当時、日本以外の国では物資の奪い合いになっただろうとコメントされていた、日本人の道徳心を誇りに感じた。

 

でも、この思いは、家に帰ってネットニュースを読んで、「ハチャ~~、これは何だ。」と一気に掻き消えた。埼玉県のサッカー部の高校生が、韓国で集団万引きをしたと出ている。水戸黄門なら、「この大ばか者めが!」と一喝するだろう。22名もの集団万引きとはあきれかえるしかない。

 

メディアは「学校はちゃんと指導していたのか」と非難しているが、馬鹿ではないかと思う。高校生になって、「他人の物は盗んではいけませんよ」という指導が必要か!何でも学校に責任を押し付けるのはおかしい。もっと小さいころの家庭と学校での道徳教育が不可欠だ。右翼的と言われようが、道徳教育はしっかりとして欲しい。道徳教育が右翼的なら、左翼には道徳がなくてもいいのか。おかしな話だ。

 

しかも、副校長は「部活動は行うが、公式戦は自粛しようということになっている」と説明したとあった。私は、もちろん納得いかない。昔の隣組のような「一人の責任を全体が負う」というような高野連的な手法は賛成ではない。しかし、部員がここまで大人数で犯罪行為をすれば、即座にサッカー部は解散ではないのか。「将来がある若者」というが、将来があっても、なくとも、20名を超える部員が揃って万引きをしたなら、そんな甘い処分で済ましていいのか疑問に思う。海外でこんな恥さらしの行動をした以上、単なる一つの高校の問題ではない。会見した副校長は、日本という国の誇りを傷つけた自覚に欠けるのではないのか。

 

そんな不快な気分を晴らすために、往復十数キロのサイクリングに出かけた。晴れ渡っていたので、ミシガン湖の湖面は美しい蒼緑色だ。湖岸の向こうにはシカゴのダウンタウンが少し霞んで見える。快適な温度で、爽快だった。しかし、アメリカの自転車のサドルは固い。椅子に座ると、お尻が少し痛い。

 

ゴルフのマスターズ・トーナメントの結果を見ると松山英樹選手が10位タイと健闘している。日本人の活躍はうれしいものだ。そして、このトーナメントに再起をかけるタイガー・ウッズ選手は5位タイだ。首位とは10打以上とかなり離れているので優勝は難しいが、二人とも是非頑張って欲しい。明日の午後はテレビで応援だ。

 

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