腫瘍免疫ゲノム学―(3):延期のお知らせ

今、ようやくオヘア空港のラウンジに着いた。普段は2時間くらいここにいるのだが、今日は1時間弱しかない。二つの事故が重なったので、予定より、1時間近く遅くなってしまった。最初は、リムジンのチョンボである。予約時間になっても来ないので、会社に問い合わせたところ、運転手に連絡するから待ってくれと言う。電話を切らずに待っていたところ、リムジンの運転手から割り込み電話があった。「私は指定された住所で待っているが、お前はどこにいるのだ」と少々詰問口調だ。

 

君こそどこにいるのだと心の中で呟きつつ、冷静に、「マンションのロビーで待っている」というと、「どこだ」と聞き返す。私からリムジンの姿は見えない。「1700と言う標識があるマンションだ。1700E 56thストリートだ」と言うと、しばらくして電話が切れる。会社に回線を戻しても既に切れている。

 

マイナス12度の中、外に出てみるが、やはり姿はない。仕方がないので、運転手に電話して「Where are you?」と聞くと、「I am on my way」と答える。「すぐ近くにいるのではないか??????」と聞き返すと、「1700Wに来てしまったので、今、そちらに向かっている途中だ。20分程度で着く」との返事。米国の a few minutesは30分なので、20分は1時間であることが多い。昨日、外出した時もオートショーで道路は混雑していたので、これでは下手をすると間に合わない。

 

仕方なく、自分でハンドルを握り、空港に向かう。ラジオのニュースで高速で事故があったと告げる。そこで、いつものルートではなく、別ルートに向かう。かなり遠回りだが、時間は短そうなのでそちらにした。しかし、これも渋滞してなかなか進まない。速い時は自宅から空港まで30分弱だが、1時間少々かかってようやく到着する。幸い、荷物検査場はガラガラだった。

 

米国ではよくあることだが、幸先の悪い旅立ちで気分が悪い。レストランにしても、ファーストフードにしても、サービス業は、日本の「おもてなし」精神を少しは見習ってほしいものだ。こんなことで、腫瘍免疫ゲノム学―(3)をゆっくりと書くつもりだったが間に合いそうにないので、帰りの飛行機の中で書くことにした。続きを待っている読者の方、ごめんなさい。

予想が外れて、雪が降っているが、フライトは定刻で、あと20分ほどで搭乗予定となった。最終の成田エクスプレスには余裕で間に合いそうだ。