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総選挙・皇后さまのベルギー訪問

雑事

総選挙の結果は、自由民主党はマスコミの予想ほどは伸びなかったが、与党が3分の2を制する圧勝で終わった。投票率も低かった。当然だろう。多くの国民は、日本の閉塞感の打破を期待して、民主党に政権を託した。しかし、沖縄の基地問題の迷走に始まり、大震災後の対応でも混乱を極めた。期待を失望に変えたのではなく、これはダメだという絶望に変えたのである、その後も、理念なく、離合集散を続ける現在の野党に、政権を取ってほしいと願えるはずがない。その意味では維新は意外に善戦した。橋下氏が勝負をかけていたら、第2党になっていたかもしれない。

 

投票率の低下は、多くの人が現状でいいと思っている裏返しともいえる。民主党政権が誕生した時のように、代わりを期待できるものがない以上、投票所に積極的に足を運ぶ気持ちも起きないであろう。安倍政権を批判するメディアは、投票率の低さを指摘して、安倍政権への信任ではないと批判するであろうが、それならば対案を出してみたらどうかと言いたい。いったい、どの政党に日本の将来を託せというのか?野党は、まず、基本的な政策が一致する集団で再編成しない限り、国民の多数の信任を得るのは無理だと思う。

 

これで安倍総理に4年間の国のかじ取りが委託された。久々の長期政権になるであろう。今こそ、国家百年の計を立てて欲しいものだ。このまま、国際的地位の地盤沈下が進むのか、再び、日が出ずる国として誇りを取り戻すのかの岐路に差しかかっている。小役人に振り回されることなく、真の意味での政(まつりごと)で、日本の今後の礎を築いていただけるものと期待したい。

 

その選挙のニュースのためか、あまり大きくは取り上げられなかったようだが、皇后さまが1泊3日でベルギーのファビオラ元国王妃の国葬に参列された映像を見て、心が打たれた。最前列中央に座られて2時間以上に及ぶ葬儀に参列されていたお姿を見て痛々しく思うと同時に、国と国との絆のために、強行スケジュールの中、ヨーロッパまで出向かれた姿に感動した。これぞ、皇室外交ではないのか。

 

オバマ大統領が天皇陛下・皇后陛下に招かれた際に、頭を下げすぎだと米国内で批判する声があったが、両陛下には特別なオーラがあるので、自然とそうなったのだと思う。私も20年ほど前の若かりし頃に、1泊3日でフランスのニースに行ったことがあるが、本当に体がきつかったことを覚えている。是非、無理をされないでお体を大切にしていただきたいと、心から願う。

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