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これでいいのか民主党!

今年のシカゴは冬だけでなく、夏も気温が上がらず、先週からは暖房が必要な気温になった。私のアパートは景色は素晴らしいが、時期によって冷暖房の設定が決められており、今は全く意味のない冷房しか入らない。私は大学に置いてあったヒーターを持ちかえり(もちろん私物である)、それで暖を取っている。しかし、ヒーターを持っていない家庭では、キッチンのオーブンをつけて、それを開放したまま暖を取っていた人がいたようだ。管理人室からそのような注意書きが回ってきたときは、そこまでするかと思ったが、最低気温5度程度の日があったので、気持ちはわからなくはない。

気候も寒いが、心も寒くなるような記事を目にした。読売新聞に「民主党の海江田代表は17日、与野党の一部で朝日関係者の国会への参考人招致を求める声が出ていることに対し、『国会が報道機関に介入するのは慎重であるべきだ』と慎重な姿勢を示した。」とあった。同党の元幹部からは以前にこの慰安婦問題に関して「報道の自由」を守るために慎重にとの発言もあったが、こんな的外れなことを言っているから、民主党の支持率は低迷したままなのだと思う。

この問題の本質は「報道機関の報道の自由」の問題ではなく、「虚偽報道」によって傷つけられた「日本という国と日本国民の名誉」の問題である。「日本の名誉の問題に国会が介入する」ことなくして、国会の存在意義はあるのか?嘘をついて、日本を辱めた新聞社を国会に参考人招致して何が悪いのか?従軍慰安婦の吉田証言、原発の吉田証言、この二つの吉田問題は「報道の自由」などといって曖昧にされるべき問題ではない。

原発の吉田証言に関する朝日新聞虚偽報道によって、「国を守った人たち」が韓国のフェリー「セウォル事故」で逃げ出した船員と同列視されるような影響を招いた。社内でのチェック機能が全く働いていない。朝日新聞社は、医療事故などの報道で、常に病院内部でのチェック機能を厳しく批判しているが、同社内での内部チェックの仕組みを是非明らかにして欲しいものだ。

反原発に利用したかったのかどうかわからないが、自分たちの主張を通すために、嘘をついて他人を貶める会社が報道機関の名に値するのか?政府が内容を公開しなければ、だんまりを決め込むつもりだったのか?「正確な報道」をしてこそ、「報道の自由」が守られるのであって、嘘つき報道まで守る必要などない。報道機関として逸脱した行為をして、国や国民に恥をかかせた会社であっても、国会は介入すべきではないとは、なんたる情けない国会議員なのかと思わざるを得ない。私もかつて大いに期待した民主党であったが、これでは再浮上は望むべくもない。

(口あんぐり)

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