雑事

BSフジ「プライムニュース」に出演して

テレビ出演が終わった。周りから「生放送ですよ!」「言った言葉は消せませから!」「中村先生、お願いしますよ」と何回も脅かされていたので、最初はかなり緊張していた。私の普段の言動は、余程、過激らしい。しかし、キャスターの方もしっかりと予習をし…

運動量をウエアラブルな装置でモニター

台中での学会で、運動量(歩数)をスマートウオッチで計測した結果に関する発表があった。数十万人分ものデータで、まず、女性の方が男性よりも歩数が少ないこと、20-30歳代をピークに加齢とともに運動量が落ちること、ニューヨークなどの公共交通機関が発達…

久しぶりの米国、久しぶりの弟子との出会い

6月にシカゴを離れてから、初めて米国にやってきた。といっても、日曜日の夜遅くに羽田発でロサンゼルスにきて、水曜日の朝5時に羽田に戻る強行軍だ。大事な案件は、顔を合わせて話をすべきであると考え、短い合間をぬって会議に参加したものだ。ビデオ会議…

調和と融合の日本癌治療学会

日本癌治療学会で特別講演をした。このような機会を与えていただいた会長の野々村祝夫先生に感謝である。講演の冒頭に、「この大会のテーマが『調和と融合』なので、私が適任かどうか、躊躇した」とジョークのつもりで言ったが、全く受けなかった。講演後に…

仙谷由人元官房長官逝く

仙谷元官房長官が肺がんで亡くなられたと報道されていた。55歳を過ぎた後の私が波乱万丈の人生を歩むことになったのは仙谷氏の影響が大きい。2010年に、国立がんセンターの研究所長に就任したが、このきっかけが仙谷先生との出会いだった。しかし、人間関係…

がん撲滅サミット

第4回がん撲滅サミットが11月18日に東京ビッグサイトで開催される(午後1時スタート)。https://cancer-zero.com/ 内閣官房・厚生労働省・国立がん研究センター代表が「がん撲滅への戦略」を語り、その後、私を含めた3名が「がん撲滅への戦術」を語ることに…

チャレンジしない・できない日本

9月27日、JAMA Oncology誌のオンライン版で「Combining Immune Checkpoint Blockade and Tumor-Specific Vaccine for Patients With Incurable Human Papillomavirus 16–Related Cancer: A Phase 2 Clinical Trial」というタイトルの論文が公表された。パピ…

「がんを治す」気概があるのか?

日本癌学会は今日で3日間の日程を終えた。1日目の午前-正午にかけての内閣府での会議に参加しなければならず、結局2日間の出席となった。わずか、5分のプレゼンであったが、1日間を費やしてしまった。この機会にいろいろな人と会う約束があったのが、3日間の…

暑い日本の夏をもっと熱くしたい

日本の夏は本当に暑い。7年ぶりの東京の夏は、「とにかく暑い」の一言しかない。昨日、シカゴ大学の友人から、東京はドイツと同じでエアコンがないから(???)、今年の熱波は大変だろうとメールが送られてきた。思わず吹き出しそうになったが、日本の認知…

頭に来てもアホとは戦うな!

今週の月曜日から、がん研究会・がんプレシジョン医療研究センター所長として勤務している。内閣府のプロジェクトもあり、自宅・内閣府・がん研究会のトライアングルの通勤はかなり体に堪える。シカゴと比較すると気温は少ししか変わらないが、この纏わりつ…

「死のロード」から垣間見た「日本の死の谷」

ようやく、死のロードが終わった。土曜日の朝6時に家を出て札幌へ、日曜日は、朝7時前にホテルを出て東京へ、月曜日は朝6時前に家を出て羽田からソウル、火曜日はシンポジウム、水曜日は朝5時にホテルを出て、東京へ。到着後、ビッグサイトへ向かい(電車で…

標準療法と個別化療法-2

土曜日は、午前5時30に家を出て札幌に行き、日曜日は午前6時30分にホテルを出て羽田に戻った。今朝は午前6時前に家を出て、羽田空港の国際線まで電車を乗り継ぎ、今、ソウルにいる。シカゴに行く前の生活に戻ったようだ。体はきついが、土曜日の夜は中村研究…

最悪の行政サービス:運転免許試験場

今日は心底から、怒りが込み上げてきた。今頃、こんな公的サービス機関があるとは信じがたい。日本の免許証が失効していたので、米国の免許証から日本の免許証に切り替えるために、鮫洲の運転免許試験場に行った。なぜか分からないが、米国の免許をJAFで日本…

シカゴから戻って1週間:標準療法と個別化医療

目が回るほど忙しい日が続いている。「シカゴ便り」でなくなることを契機にブログをどうしたものかと悩んでいたが、昨夜、食事をした友人から、「中村先生は、人が言いたいことを、よくあれだけズケズケと言えますね。他の人は怖くて言いたいことが言えない…

シカゴ生活あと3日弱

一昨日の夜、研究室に残っている人たちとシカゴに在住しているOBをステーキハウスに招待をし、お別れの会をした。シカゴ大学で研修医をしている人、ノースウエスタン大学の助教授となったシンガポール人、来年医学部を卒業予定のケニア人、来年医学部入学を…

恥ずかしくて、心温まるエピソード

米国臨床腫瘍学会(ASCO)で5日間連続外食の昨日、とんでもない事態が生じた。引っ越しの準備、学会、毎夜の外食で、集中力が落ちていたのか、いろいろな事を考えすぎていたのかわからないが、事の顛末は、下記のようだ。 会食のため、電車(Metra)でダウ…

遺伝子検査で70%の乳がん患者が化学療法が不要とわかった??!

ネットニュースで「Gene Test Shows About 70% of Breast Cancer Patients Can Skip Chemo」という標題の記事が目についた。これを訳すと「遺伝子検査で70%の乳がん患者が化学療法が不要とわかった」となる。読んでみると情報源が、New England Journal of M…

声紋認証で個人を識別する人工知能

6月1日は母の19回目の命日である。私は母が19歳の時に生まれたので、母が亡くなった年齢に達したことになる。親が亡くなった年齢に達するのは、人生の節目のような気がする。心筋梗塞や脳卒中でも起こらない限り、そして、交通事故・事件に巻き込まれない限…

免疫チェックポイント抗体療法の効果に男女差?!

シカゴー東京―シカゴーメキシコシティーーシカゴの長旅が一昨日ようやく終わった。先週の土曜日午後にシカゴに戻り、日曜日の朝にシカゴ発でメキシコに向かった。東京―メキシコシティー間には直行便がある。シカゴー東京―メキシコシティーーシカゴにすると、…

人との出会いに感謝

今、シカゴに戻る機内にいる。食事後、アルコールを飲んだ後、一気に睡魔に襲われ、熟睡してしまった。仕事は山積みなので、少し焦っている。今回の帰国は、内閣府の「AIホスピタル」プロジェクトのヒアリングと、ガバニングボードとの会議、「日本分子標…

「和(なれあい)をもって尊し」となさず

4月18日に総アクセス件数が300万回に達した。200万回が2017年3月4日であったので、1年間少しの間に100万、1日平均2500回のアクセスがあったことになる。医療の進歩と私の愚痴を綴っただけなのに、多くの方に目を通していただき感謝の気持ちで一杯だ。この「…

障がい者差別が生んだ悲劇

産経新聞に「息子閉じ込めた『おり』入り口に南京錠 自宅隣接のプレハブ内に設置」という表題の記事を読んだ。知的障害のある42歳の長男を自宅敷地内にあるプレハブの中に檻を設置し、そこに閉じ込めた罪で、父親が逮捕されたとあった。16歳のころから檻に監…

これでいいのか、日本の研究費制度;評価者を評価せよ!

一週間前から日本に滞在し、目が回るように忙しい一週間を過ごし、クタクタになって、今、成田空港のラウンジにいる。それにしても、日本は相も変わらず、森友問題だ。財務省の公文書改竄問題は刑事事件であり、重大な案件だが、安倍政権を倒すための印象操…

ホワイトハウス内の流動化と日本政治の混乱

トランプ政権の屋台骨が揺らいでいる。ティラーソン国務長官を解任し、セッションズ司法長官の解任も取りざたされている。1年間あまりで、これだけホワイトハウスのメンバーが入れ替わった例がないそうだ。このような混迷の中、貿易摩擦も中国が標的だと思…

東日本大震災から7年

産経新聞に「東日本大震災から7年 不明者2539人、避難生活7万3千人」という表題の記事があった。早いもので、あの日から7年もたった。不明者が依然として2500人もいることや、避難生活を続けている方々が7万人を超えるという実情に心が痛む。3月11日…

混迷のホワイトハウス;突然の米朝会談受諾

ホワイトハウスの混迷が深刻になってきている。鉄鋼とアルミニウムの輸入に関税をかけることは、トランプ大統領に近い人でも唐突であったようだ。それが引き金となって、国家経済会議(NEC)委員長のゲーリー・コーン氏が辞任した。共和党の多くの議員も…

オリンピック後の朝鮮半島は?

昨年7月から医療保険を変えたため、スポーツジムの特典が無くなり、水泳する機会が減っていた。しかし、最近、あまりにも身体がだるく、重く、頭もすっきりしないので、思い切ってスポーツクラブに再入会し、泳ぎに行ってきた。久しぶりに700メートルほど泳…

厳寒のシカゴで「愚者の選択」?

シカゴは寒さと雪が続いている。日曜日にシカゴに戻ってからゼロ度を上回る日がない。そして、帰国直後から、疲れからか、体が重く、頭も働かず、4日間ほど寝込んでいた。これほど体が重く感ずるのは、シカゴに来て初めてだ。それでも、仕事は蓄積してくる…

早とちりの大失敗;「魚釣島」と「釣魚島」

―昨日、時事通信のニュースを見て、日本名の魚釣島を、中国名(釣魚島)と早とちりし、下記の批判を書いてしまった。正直なところ、日本名で魚釣島があると思わなかった。「魚」と「釣」とあると反射的に中国名と思い込んで、毒づいてしまったのだ。ブログに…

米国の行き過ぎた分業化による個人の無責任さ:私の2時間を返せ!

今日はコメディータッチで。 1年間の体の疲れをとり、気持ちをリフレッシュするために、12月25日から30日までマイアミビーチに行っていた。予約をした際には想像もできなかった厳寒のシカゴを少しでも回避できたのは幸いであった。最高気温27-28…