雑事

キメラ抗体治療法(CAR-T細胞療法)の壁+北朝鮮危機

日本の防衛省が「北朝鮮はすでに核弾頭を準備している可能性がある」と言ったことが大きな話題になっている。トランプ大統領は、北朝鮮の「ワシントンに重大な教訓を知らしめてやる」という脅しに、「これ以上米国を脅すと、北朝鮮を大変な目に合わせるぞ(N…

もし、北朝鮮のミサイルが日本漁船に当たったら?

北朝鮮の挑発は止まらない。予想通りというか、予想を超えてと言うべきか、深夜に発射されて日本の排他的経済水域(EEZ)に落下した。大陸間弾道弾であることは確実で、距離的にはシカゴには届くレベルだろうと報道されている。EEZ内に落下したのは初めてで…

文民統制と民主主義;米司令官は核攻撃するのかの問いにどう答えたのか?

米国とオーストラリアの軍事演習後に、オーストラリア国立大学で開催されたカンファレンスに臨んだ米国太平洋艦隊司令官は、「トランプ大統領が中国を核攻撃せよと命令した場合、攻撃するのか?」という仮定の問いに対して「イエス」と答えた。「民主主義の…

綺麗ごとと現実の狭間

ある芸能人が、奄美空港で半身不随の乗客が自分でタラップを登らされたことに対して、「『手で上がって行くのを見てらんないじゃん』と再度訴え、航空会社側が『分かりました。規則ではダメだけど、上げますから。内緒にしてくださいね』というルール違反を…

「エビ」が動いておられました?

慌ただしい日本出張を終え、今、羽田空港にいる。プレシジョン医療、リキッドバイオプシー、ネオアンチゲン治療などに向けて、一歩前に進んだ。あとは、現場に携わる人たちの実行力が問われる。しかし、日本での免疫療法という言葉に対するネガティブな印象…

出会いと別れの繰り返し

日本は相変わらず平和だ。どう考えてもくだらない芸能人の離婚騒動が世間を賑わせている。米国も大統領選挙へのロシアの関与を巡って、親トランプメディアと反トランプメディアの戦いが繰り広げられていており、興味深い。内容は低次元だが、国益が関わって…

6回目の米国独立記念日

先ほどまで、ドンドンと花火を打ち上げる音が響いていた。シカゴに移り住んでから6回目、現在のアパートに引っ越してから5回目の独立記念日である。我が家からは180度、外を見渡せるが、地平線に沿って少なく見積もっても200-300か所で花火が打ち上げられて…

日本の政治もメディアも変だ。

帰りの飛行機で、週刊新潮を読んだ。小林麻央さんが亡くなった件で、市川海老蔵さんを批判した記事があった。正直、読んでいて胸糞が悪くなった。私は海老蔵さんの麻央さん死亡後の会見を見ていて、思わず胸が詰まり、思わずもらい泣きしそうになった。もち…

大学の国際化

今、台北松山空港にいる。慌ただしい出張だったが、日曜日には久しぶりに中正紀念堂・故宮博物院に行ってきた。ゲートの看板が「大中至正」から「自由広場」に代わっていた。「中正紀念堂」という名称が、2007年に「台湾民主紀念館」と変えられたが、それは…

座右の銘が「面従腹背」;これで教育行政は大丈夫か!

昨日の国会中継を少しだけ見た。メモがあるのかどうか、チマチマとした質問が続いていたので、馬鹿馬鹿しくなってシャットダウンした。役所は重要な会議のメモを残すことなど常識だ。かつて在職していた医療イノベーション推進室での会議でさえ、メモが作成…

二つの事実+評価が二転三転の免疫療法

コミー元FBI長官の議会での証言とトランプ大統領の発言が完全に対立している。コミー氏は「食事は大統領から誘われた」「忠誠を求められた」「フリンの捜査をやめるように言われた」と言い、大統領は「コミー氏が求めてきた」「忠誠など求めたことがない」「…

パソコン機内持ち込み禁止?!

週末に、「米国を発着する飛行機内へ、スマートフォンより大きなパソコンの機内持ち込み禁止」というニュースが流れた。日本へ頻回に旅する私にとっては一大事と思い、記事をよく読んでみたが、現時点では、主にヨーロッパと米国を行き来するフライトへの対…

北朝鮮危機が他人事な日本

シカゴに戻ってきた。気温も20度と心地よい。木々も緑に色づき、本格的な春の訪れだ。今回は、東京1泊、京都1泊、北京3泊、東京2泊と移動が多く、体にはかなり負担がかかった。同じ時間枠でも、東京にずっと滞在しているより、倍以上疲れた。北京と東京で、…

北京大学医学部に数十人の日本人留学生

今、北京にいる。昨日の朝、国際胃癌学会のオープニングセッションで講演をした。大気汚染を心配していたが、幸いにも、一昨日以降、青空が広がっている。北京国際空港では、入国審査が終わった後で、荷物のX線検査が待ち受けていた。何を調べているのか、今…

風雲急を告げる朝鮮半島

前回のブログで少しだけ紹介したユナイテッド航空の事件は、世界的なニュースとなり、依然として余波が続いている。引きずりおろされた乗客は、鼻骨と前歯2本を折っていたそうで、訴訟に発展しそうだ。ユナイテッド航空のトップが職員向けに送ったメールで、…

世界大学ランキング2017

タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(Times Higher Education)が世界大学ランキングを公表した。日本では意図的かどうかわからないが、THE世界大学ランキング日本版がメディアで取り上げられているようだ。目を背けたくなる気持ちもわからないわけではな…

東北大震災から6年

2011年3月11日の東北大震災から6年が経った。地震が起こった瞬間、帰宅できずにさまよった多くの人たちの混乱、テレビで見た津波による惨状、南相馬市を訪問した際の驚くべき風景、避難所で目にした現地の人たちの忍耐強い生き様、それらは忘れとしても忘れ…

ふざけるな日経バイオ;勝手な記事を書くな!(+その後)

オンコセラピーサイエンス社を通して抗議したところ、下記の返答がきたとのことだ。 (1)辞任した場合には、辞任した側の話を聞けば十分 驚きの回答だが、これが日経の方針だそうだ。会社関係の皆様、この言葉を重く受け止めて対応する必要があります。私…

メディア報道は公正か?

小保方事件に関するNHKスペシャル(2014年7月放送)について、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会が、「名誉毀損(きそん)の人権侵害が認められる」などとして、再発防止に努めるようNHKに勧告した」との産経ニュースを目にした。「配…

Fact とAlternative Fact

トランプ大統領誕生から20日ほどが経ち、米国では「Alternative Fact(別の事実)=多くの場合には嘘」あるいは「Fake News(嘘のニュース)」という話題が盛んに取り上げられている。前者は、トランプ大統領の就任式への参加人数について、報道官が「史上最大の…

多様性と国家安全保障の狭間で

トランプ大統領の大統領令と連邦地裁・控訴裁の違憲判断で、米国の入国管理体制は混迷を極めている。私の米国入国に際しては全く問題なかったが、しばらく混乱は続くだろう。しかし、大統領の権限が、ここまで強いとは知らなかった。まさに、大統領令で、何…

胸に刺さったナイフ

今、オヘア空港にいる。3泊5日で日本に戻るためだ。プレシジョン医療実現のための活動の一環だ。日本が世界から取り残されないように、前進あるのみだ。 患者さんとの連携を呼び掛けてから、患者さんや家族からの問い合わせが増えた。多くは、もう何もないと…

安倍総理・真珠湾訪問;戦後の節目

今朝、アパートを出る時に、ドアマンから「おはよう」に続いて「Shinzo Abe visited Pearl Harbor yesterday」と話しかけられた。彼はアフリカンアメリカンだが、片言の日本語で毎朝声をかけてくれる。しかし、日本の総理大臣が真珠湾を訪問したことを持ち出…

どうしようもない日本!?

今、オヘア空港で羽田に向かう飛行機の出発を待っている。10月下旬からシカゴ‐羽田便が運行されているが、これに初めて搭乗する。午後3時の時点での気温はマイナス7度、明朝の予想気温はマイナス18度、月曜日の朝はマイナス26度となっている。今冬一番の厳し…

真珠湾攻撃から75年+意味不明の禁煙関連記事

真珠湾攻撃から75年を迎え、私は、また一つ、齢を重ねる。安倍総理とオバマ大統領が、月末に真珠湾を訪れるとのニュースは衝撃的だった。オバマ大統領の広島訪問の返礼として、安倍総理がハワイを訪問するとの噂はあったが、トランプ氏と会談したことで、も…

メキシコ滞在;国に対する誇り

メキシコから戻ってきた。空港に午後1時に着き、自宅に戻ったのは午後9時過ぎ(時差はなし)だから、結構、体には厳しいものがある(と言いながらも、この文章を書いているが)。午後3時の便だったので、午前中、メキシコのど真ん中にある古代アステカの遺…

メキシコ滞在中;驚きのトランプ氏勝利

先週の金曜日に、私を招待してくれた財団から、この人が迎えに行くから、名前と顔を確認して一緒にホテルに行くようにと、写真付きのメールが送られてきた。写真まで送られてくると、逆に危険なのかと不安になる。 空港に到着すると、入国審査場にはまったく…

お腹の脂肪と荷物検査

今、またまた、オヘア空港にいる。メキシコシティーに向かう予定である。35年ほど前に休暇で行ったことがあるが、今回は講演会だ。このメキシコ訪問の端緒は、2009年に東京で、日本―メキシコ友好400周年記念のシンポジウムを開催したことに遡る。1609年には…

失望した「Moonshot」最終案

先週の土曜日、大学のすぐ近くで発砲事件があったと連絡があった。被害者はお尻と両足を撃たれたようだが、事件の起こった時間が夕方の6時、その2時間前には、現場から50メートルくらいの所にいたので驚きだ。被害者がどうなったのかはわからない。週末ごと…

愚の骨頂

岡山から東京に、新幹線で戻ってきた。20年ほど前は、毎週1回東京―大阪を往復していたが、3時間以上も乗っているのは体に堪える。岡山空港は不便だし、便数も少ないので、新幹線しか選択肢はなかったが、やはり、さすがに腰は痛い。昨夜は胸部外科学会の会長…

朝早く起きること。一生懸命に努力すること。

今日の昼食時に、St. Jude Children’s Research HospitalのプレジデントであるJames R. Downing博士の講演があった。St. Jude小児病院は全米屈指のというより、世界をリードする小児病院と言っても過言ではない。小児腫瘍のゲノム解析を世界の先頭を切って開…

ブーメラン効果

産経新聞に鳩山由紀夫元総理大臣のインタビューが掲載されている。その中で、民進党党首になった蓮舫さんに対して、「その問題でいろいろと、事実ではないことを、割と平然とおっしゃっていることを…、その、つじつま合わせみたいな感じでおっしゃっていたこ…

今年のシカゴでの殺人事件、500件突破

今年に入って、シカゴでの殺人事件が急増している。2000年以降最悪のペースで、9月5日までの殺人事件500件は、昨年1年間の数に匹敵する。これは、1990年代のレベルまで悪化しているそうで、物騒だ。先週末は月曜日のレーバーデー(労働者の日)まで3連休だっ…

時差ボケは防げるのか?!

日曜日の朝にシカゴに戻ってきた時には爽やかな気候だったが、一昨日から暑さが戻り、昨日の最高気温は34度となり、日本の夏のように、ジトジト・ベトベトしていた。時差ボケについては、今回は軽く、問題なく、仕事ができている。 私は、時差ボケは誰もが避…

台風は逃れたが・・・・・

空港に向かう車中で「今、シカゴオヘア空港のラウンジにいる。台風10号がどうなるか、ハラハラと気を揉んでいたが、日本列島を大きく迂回する形となり、私の旅程への影響はほとんどなさそうだ。ただし、東北地方や北海道に上陸する可能性が高く、被害がでな…

幼稚な金メダリスト

「狂言強盗か?」と話題になっていたリオ・オリンピックの金メダリスト、ライアン・ロクテ選手(米国)を、リオデジャネイロ警察が立件すると報道にあった。狂言が事実なら、とんでもないことである。「金メダリストが、警官を装った強盗に拳銃を突きつけら…

スパルタ教育とシンクロナイズドスイミング復活

しばらく低迷していたシンクロナイズドスイミングで2つの銅メダルを獲得した。頑張ったのは選手であることは間違いないが、ここに導いたのは、井村雅代コーチであることは明白だ。一時、日本を離れて中国で指導し、中国チームを、北京オリンピックの銅メダル…

リオ・オリンピック;二桁の金メダル

生まれて初めて、日本のお盆休みに相当する期間に、休暇を取った。世間では祝祭日でもないにもかかわらず、この時期に多くの人が休暇を取り、大渋滞・大混雑を引き起こす。しかし、病院や大学では、自分で休暇を取る手続きをしない限り、休みにはならない。…

イチロー選手3000本安打;称えるべきは努力の積み重ね

イチロー選手がついに3000本安打を達成した。この2週間ほどの生みの苦しみ、ニュースを見るたびに、私にも重圧が伝わってくるような感じだった。そして、結果は、記録に残る3塁打だった。マーリンズの選手がイチロー選手の周りに集まり、観客が総立ちで祝福…

ブログアクセス数150万回のお礼

昨日の午後11時頃に、このブログのアクセス数が150万回を越えた。7月の始めには、イチロー選手の3000本安打到達の方が早いと思っていたが、最近の足踏みで、ブログの方が早くなってしまった。今、イチロー選手はカブスとの対戦のためにシカゴにいるので、是…

このタイミングでこの発言するか?民進党代表!

東京都都知事選挙の投開票前日、民進党代表は、次期民進党代表選挙に出馬しないと発表した。もし、私が、鳥越氏を支援している立場なら、「おまえ、このタイミングで言うか!」と言いたくなる。鳥越氏は野党共闘で推薦を受けており、民進党は最大野党である…

中村祐輔、戦闘モードに突入

今、盛岡に向かう新幹線にいる。プレゼン資料もシカゴにいるときから準備できていたし、校正すべき論文もないので、ゆっくりと新聞や論文を読み終え、これを書いている。頭の中では、今すべきこと、これから2-3年以内にすべきことがいっぱいに渦巻き、久々に…

失われつつある日本の存在感

今、ゴードン・カンファレンスで講演するために、香港科技大学のロッジに来ている。ロッジと言っても、洒落たビジネスホテル並みの立派な施設である。ゴードン・カンファレンスは1931年から始まった歴史ある会議であるが、これまでは米国内で開催されてきた…

英国、EUから離脱

さすがに、20日間で2度の日本への旅は、体に堪える。帰国した一昨日から昨日にかけて、体が鉛のように重かった。いろいろと悩むことも多く、体調はボロボロだ。年齢による衰えか、誰であっても過酷な状態かわからないが、体が異様にだるい。しかし、2回の日…

イチロー選手、おめでとう

今、シカゴ・オヘア空港のラウンジにいる。夏休みのためか、ラウンジに人があふれている。そして、冷房の風が冷たい。上着を着ていても、体が冷え込む。飛行機に乗り込む前に、ギブアップ状態だ。そんな中、イチロー選手が、日米通算4256本安打を達成し…

“America will not forget”“DEC. 7, 1941”?!!

先日、自宅からシカゴ・オヘア空港に向かう高速道路で、何気なく外を眺めていると”America will not forget"“SEPT. 11, 2001”の文字が目に飛び込んできた。 同時多発テロはアメリカ人にとって深い傷になっているのだと思った瞬間、その左側に“DEC. 7, 1941”…

上空1万メートルで考えた「すべての患者に思いをはせる」

今、成田空港から羽田空港に向かっている。最終便で高松に向かうところだ。明後日の朝には、成田空港からシカゴに戻る。日本の午後7時、シカゴは午前5時なので、頭はボーとしていて、ほとんど働かない。若い時は順応性は高かったが、今は全く駄目だ。実は、…

17回目の6月1日

母が亡くなって17回目の命日を迎えた。私は母が19歳の時に生まれたので、母が亡くなった年齢に達するまで、あと2年だ。やはり親の亡くなった歳は精神的に一つの壁となる。いやでも、自分に残された歳月を考え込んでしまう。まだ、がんという病気に対す…

「岡山 夢の会話プロジェクト」小崎教授、天に召される

昨年の9月にこのブログで紹介した、岡山大学の小崎健一教授が天に召された。小崎教授は、自分が舌がんに罹患した経験から、「人工舌」を推進する「岡山 夢の会話プロジェクト」に奔走されていた。がん研究者が、がんとの闘いに破れた。50歳を過ぎたばかりで…

5月に2回目の発砲事件

先週の土曜日から月曜日まで最高気温25度を超える快晴の天気が続いた。今日は少し曇っていたが、といとう今年初めての30度超えだ。1年中でベストな季節だ。通勤路には、美しい花が咲き誇り、木々に葉が生い茂り、緑色のアーチができている。朝夕の20分が清々…